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80件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2021-06-15 第204回国会 衆議院 本会議 第34号

立憲民主党には、憲法に規定されている国民憲法制定権力をないがしろにすることのないよう、強くくぎを刺しておきたいと思います。  いずれにせよ、こうした憲法審査会を舞台とした万年与党と万年野党によるなれ合いの連係プレーを目の当たりにして、やはり自民党の多数は憲法改正に本気で取り組む覚悟がないんだな、単なるジェスチャーなんだなと国民から見透かされていることを自民党は自覚すべきであります。

足立康史

2021-06-02 第204回国会 参議院 憲法審査会 第4号

その憲法制定権力者とは誰か、何、実際どこまでそれが表れるのかというのは、学説、対立があって難しいんですけれども、私は、もちろん、例えば仮に憲法改正国民投票がなされることがあれば、結果として、結果としてというか、オーソライズ皆がしたということにはなるのかもしれませんが、でも、実際そこまですっきりしたことというのはなかなか難しくて、例えば現状も、憲法制定されてから七十年以上これで動いているわけです。

上田健介

2021-05-26 第204回国会 参議院 憲法審査会 第3号

あとは、最低投票率についてなんですが、国民投票というのは、講学上、憲法制定権力発現である、リーガルに、法的な発現であると表現されることがあります。フィクションかもしれませんが、憲法制定権力というのは我々国会立法権を負託したにすぎません。憲法制定権力司法権裁判所に、行政権は内閣に負託しています。

山花郁夫

2021-04-22 第204回国会 衆議院 憲法審査会 第2号

選挙の場合、これは、広く国民一般とは区別された有権者団として行動するケースであるのに対して、憲法改正国民投票については、主権者である国民憲法制定権力発動として合法的に行うというものですので、原理的にはかなり大きな違いがあるんだと思います。  先ほど、新藤委員船田委員との間で、この法制定時の御議論がございました。

山花郁夫

2021-04-15 第204回国会 衆議院 憲法審査会 第1号

憲法改正国民投票は、通常の選挙における参政権というよりは、国民主権原理に基づいて国民が有する憲法制定権力の発露として捉えるべきであって、その基本的な性格の違いを一旦きちんと皆さんで共有した上で、その上で、公選法並びで本当にいいのかという技術的な論点に入っていく、そういう根本論技術論、両方議論しなきゃならないんじゃないかと私は思います。  

大串博志

2018-02-21 第196回国会 参議院 憲法審査会 第1号

まず一点目、これが一番重要だと思いますが、国権の最高機関である国会が本来の憲法制定権力者である国民権利を奪うべきではないということであります。  日本国憲法公布文に「日本国民の総意に基いて、新日本建設の礎が、定まるに至つた」という表現があります。また、憲法本文の中にも「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、」、これは前文であります。

浅田均

2018-01-25 第196回国会 衆議院 本会議 第3号

本来の憲法制定権力である日本国民が直接憲法論議に参加できなかったという現在も続く不自然な事態を一刻も早く解消し、憲法国民の手に取り戻さなければなりません。  大都市行政あり方と地方の分権、高等教育を含む教育無償化平和安全法制憲法九条、これらの三つを軸に、両院憲法審査会をフル回転させ、憲法改正発議に向けた協議を前に進めていこうではありませんか。  

下地幹郎

2017-12-06 第195回国会 参議院 憲法審査会 第1号

すなわち、主権者である人民憲法制定権力者として、人権保障権力分立ないし抑制均衡統治構造を定める憲法典成文憲法制定して政府を創設し、立法権を含む政治権力に対する憲法優位性を確保するために、独立裁判所憲法適合性に関する最終的判断権司法審査権を付与するというものであります。  

浅田均

2016-11-24 第192回国会 衆議院 憲法審査会 第3号

国民憲法制定し、憲法で定められた権利、自由の保障のもとで、そして三権分立の権限の中で各機関立法法執行法解釈を行い、そして、憲法論についても、国民代表から成る国会において議論し、必要があれば国民投票をもって憲法改正する、これが立憲主義であり、国民憲法制定権力たるゆえんであると思っております。  

山下貴司

2016-11-16 第192回国会 参議院 憲法審査会 第2号

すなわち、主権者である人民憲法制定権力者として、人権保障権力分立ないし抑制均衡統治構造を定める憲法典成文憲法制定して政府を創設し、立法権を含む政治権力に対する憲法優位性を確保するために、独立裁判所憲法適合性に関する最終的判断権司法審査権を付与するというものであります。  

浅田均

2015-06-04 第189回国会 衆議院 憲法審査会 第3号

論理的限界というのは、憲法というのは理論的には憲法制定権力によってつくられるものですから、改正権力は、いわば制定権力と比べると親と子の関係にありまして、子の権利で親の権利の領域に踏み込むことはできないだろうという論理展開であります。ですから、憲法改正権力ごときもので憲法制定権力を動かす、主権を動かすとか、そういうようなことはそもそもできないということであります。  

小林節

2015-05-07 第189回国会 衆議院 憲法審査会 第2号

形式的には変わるかもしれませんが、実質的に憲法制定権力なぞが移るのかというと、絶対違います。  例えば、我々が解釈が容易なのは、一七八九年のフランス革命で、市民革命がございました。王権から、市民に移る。これは明確でありますし、ラ・マルセイエーズ勝利ということで、新しい人たち憲法制定するのも容易に理解できるわけでございます。  しかし、我々は、敗戦でございました。終戦でございました。

山本有二

2015-03-04 第189回国会 参議院 憲法審査会 第2号

憲法制定権力憲法改正権というものを分けて考えた場合、憲法制定権者たちは自由に憲法制定することができる。一たび憲法ができてしまうと、憲法制定権力はその中に憲法改正権という形で閉じ込められるわけですね。その結果、法的安定性を確保するために一定の手続はいろいろと必要になってきますけれども、内容憲法を作る力であると。憲法制定権力と同じ内容のものが憲法改正権力の中に含まれているんだと。  

百地章

2014-06-11 第186回国会 参議院 憲法審査会 第8号

その選挙人団あるいは投票権者団というのは、つまりが間接民主制における、代表民主制における主権行使であるところの選挙、そして憲法制定権力行使である国民投票という、まさに主権行使場面においての概念であって、何かその名簿がこうなっているからなんという、そんな選挙実務上の理由で議論されるべき筋ではないのはもうはっきりしていると思います。  

仁比聡平

2014-05-28 第186回国会 参議院 憲法審査会 第5号

仁比聡平君 主権者として、憲法改正権限憲法制定権力のその改正に当たっての行使を直接行う場面なわけですから、主権者国民が時の政府の手を縛るという立憲主義からしても、今私が申し上げていること、それから船田議員が端的におっしゃったこと、これは当然のことだと思うんですね。  国会発議国民代表機関による提案であって、決めるのは主権者国民だということです。

仁比聡平

2014-04-22 第186回国会 衆議院 憲法審査会 第3号

というのは、確かに、憲法改正は、国民が直接、主権行使する唯一の機会ですが、主権行使といいましても、憲法制定権力行使とは異なるからです。すなわち、新たに国家を建設する際や革命後の混乱の中で憲法制定権力という裸の権力を自由に行使し、新憲法制定する場合と、憲法典の定めるところに従って憲法改正権行使する場合とでは、当然、行使あり方も異なります。  

百地章

2014-02-26 第186回国会 参議院 憲法審査会 第1号

しかし、その改憲手続法自体が、最低投票率さえ定めず、公務員や教育者国民投票運動を不当に制限し、改憲案の広報や広告を改憲派に有利にし、衆参合同審査会勧告権限両院協議会によって改憲発議を容易にするなど、できるだけ低いハードルで改憲案を通せるようにした不公正な仕組みであり、国民主権及び憲法制定権力発動である憲法九十六条の理念趣旨に反するものにほかなりません。

仁比聡平